冬の寒さを想定した冬防災も見直してみてはいかがでしょうか?

昨年2月、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、福島県と宮城県で震度6強の激しい揺れを観測した地震から、1年が経ちました。

冬の寒い時期に発生する大きな地震においては(特に寒冷地において冬場の夜遅くに地震が発生した場合)、道路の凍結や落雪などの避難の妨げとなる悪条件や、避難を開始しようという意思決定の遅れに加え、避難先や住宅が無事でも停電によって十分に暖を取れないなどで低体温症になる可能性が心配されます。

昨年内閣府より発表された国の被害想定では、津波から逃げ延びても、体が濡れて着替えが無かったり、屋外で過ごすことなどで低体温症が懸念される「低体温症要対処者数」を含めた想定も発表されています。
(参考/http://www.bousai.go.jp/jishin/nihonkaiko_chishima/WG/pdf/211221/shiryo01.pdf

特に、津波の懸念される地域では持ち出し袋に加え十分な防寒具なども日頃から持ち出しやすい場所に準備することが望ましいですね。

まだまだ寒い日が続きます。
冬の寒さを想定した冬防災も見直してみてはいかがでしょうか?

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